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「持ってる」早稲田。[アメフト的なBLOG]

投稿日時:2010/12/05(日) 21:31

ドラフト1位で日本ハムに指名された斉藤佑樹投手。

最後のシーズン、今まで縁がなかった明治神宮大会でも初優勝し、「持ってる」とテレビで言われていた。

その勢いにあやかって、早稲田は駅伝チームが優勝。

そして今日のアメフトの試合、法政と早稲田の関東決戦。

一昨年と昨年に続いて3回連続で甲子園行きを狙う法政と、さっきの早稲田フィーバーに乗って勢いがある早稲田。

試合開始4分19秒。先制点を取ったのは法政。

6分後に早稲田がフィールドゴールを決めて7-3で2Qへ。

ここで早稲田のRB#10末吉選手が本来の力を発揮し始め、2Qでタッチダウンを2本決め14-17と3点早稲田がリードして
前半を折り返した。

早稲田は#5芳賀選手と#12広野選手の2人のQBが交互に出場する作戦で法政の目を揺らがす。

3Qにも早稲田がタッチダウンを一つ決めて14-24で10点差。

でもタッチダウンとフィールドゴール一個の差なのでまだ結果はわからない状況。

4Q開始3分32秒で早稲田が、7分6秒で法政がそれぞれタッチダウンを決めたが、早稲田の勢いを決定づけたのは
やはり末吉選手だった。

12分11秒に70ヤード走ってTDを決め、この日走った距離は224ヤード。シーズンで1061ヤードのRUSHING。

その後、法政のWR#7宮本選手も85ヤードの見事なリターンタッチダウンを決めたが、法政の勢いもここまで。

早稲田がニーダウンして試合終了。

法政はQB#18高島選手が思うような攻撃を仕掛けることができなかったようだったが、ディフェンスもしっかり末吉
選手を止めていたし、チームの今の実力は全て出し切っていたように思う。

試合が終わって、法政チームのもとへ早稲田の主将と副将が挨拶に行っていたが、涙が止まらないまま挨拶をしていたのが
すべてを語っていた。

どちらのチームも「勝って甲子園に。負けるわけにいかない」と臨んだこの試合。

結果は早稲田の勝利で終わったが、持てる力を全部使いぶつかりあっていたので最後もスタンドからの拍手が止まらなかった。

前日の関西大学と関西学院大学の試合もタイブレイクにまでもつれ、実力は拮抗しているが次は甲子園ボウル。

早稲田大学か関西大学か? 

19日の対戦を早くみてみたい。

ちなみに来年のブロック編成が抽選で決まり、

Aブロック  早稲田・日大・明治・国士舘・関東学院・専修・(日体大)・(東海)

Bブロック  法政・中央・慶應・東大・神奈川・一橋・(立教)・(駒澤)   ( )は入れ替え戦を控えている

となった。

法政大学はこれで今季の日程が終わった。

日大との決戦を制し、甲子園を狙った試合だったがベストなパフォーマンスを見せてもらえたことに感謝している。

4年の選手の皆さん、本当にお疲れさまでした。

4年間ありがとうございました。

なるべく社会人になってもプレーを続けてください。









体育会系男子のファッション ~秋編②~[アメフト的なBLOG]

投稿日時:2010/11/28(日) 00:44

クリスマスまで4週間、

大みそかまで33日ですよ。

夜がかなり寒くなってきましたよね。

年末を控えて風邪ひいてはいけないので、寝る時は首にタオル巻いて
寝てます(ちょっとジジイみたいかなたらーっ(汗))。


みなさんは、もうインフルエンザの予防注射したのかな?

自分はまだ注射してなくて早く行かないとあせあせ(飛び散る汗)って思うのですが、
なかなかタイミングが合わずで。

かかりつけのお医者さんが言うには、注射してから効果が出るまでに
一か月近くかかるらしくて、早くやってしまうほうがいいんですけどね。

まだ注射してない人は早めに行きましょ。


んで、タイトルの話ですが。


今、本屋で売ってるファッション雑誌があるんです。


「WWD」ってやつです。


水嶋ヒロさんがガリアーノのボクサーブリーフをはいてエロいポーズしているのが表紙になってるんで、立ち読みしてみてください。


うちのオフィスでは女子達があれを見て鼻血だしてますけどねウッシッシ


あの雑誌の中で、色んなコーディネートが出てくるんですが、
この冬の着こなしは他の雑誌も読んでみると、やっぱ重ね着とミリタリー
かなと。


ファッションなんて自分が着たいものを好きなように着るのが一番電球
なんですが、そこはオシャレな要素も少しは必要かも。


服を売る現場から離れると、お客さんが今、何を着たがっているのか?とか
わからなくなってしまっていますが、雑誌を読んで研究すると、
クリスマスで彼女とデートするのに何着ようかな?って
思ってたりする人には参考になるんでしょうね。


今年だけの流行に追われたくないけど、ちょっとはオシャレに見せたい
という人なら、さっき書いたミリタリーか重ね着をおさえておけば大丈夫だと思います。


ミリタリーなんで、カーゴパンツとか肩章が付いたアウターとか。


色はカーキ、茶系にネイビーを合わせるとか。


靴はゴツめのブーツでしょね。


そもそも、体育会の男子ってのは汗っかきや暑がりが多いので、
ちょっと暖房が効いてる所だと半袖のTシャツで充分なんですが、
その上に何を着るか?で印象が変わってくるんですよ。


ローゲージのニットとか着て、カーゴパンツはいてショートブーツでOK
ですが、ニットが寒いなら首にマフラー巻けばいいし、
それでも寒ければTシャツの上にニットではなくて体のラインがわかるような細身のブルゾンとかジャンパーとか。


真冬にレザー着ると寒いので、レザーを着るのは今の時期がいいと思うんです。


どんなに安くても、いくら中国製とか台湾製とかでも、本革を着るほうがいいですね。合皮ではなくて。


見ればすぐにわかりますから。。。


シャープなイメージをつくりたい人も多いでしょうが、そんな時は「黒」を
着るにかぎります。


夏は、黒を着ると汗が乾いて浮世絵みたいに粉吹いてしまうケースもよく見ましたけど、もう寒いんで大丈夫だし。


でも黒はホントにホコリが目立つ色なんで気をつけましょう。

せっかくのデートで黒を着ても、服がホコリだらけだと彼女も冷めてしまうだろうし。。。



まぁ、クリスマスのデートに何を着ようか?考えてる男子も多いと思いますが、ちょっとは参考にしてみてください。



ぜんぜん話は変わりますが、やっぱ黒人はカッコいいですね。










ではまた、近いうちに。



ふたつのTomahawks。[アメフト的なBLOG]

投稿日時:2010/11/21(日) 22:13

川崎球場でクラッシュボウルの準決勝を見た。

観客がもっと入るかと思っていたがスタンドは空席が目立つ状況。

おそらく横浜スタジアムで同じ時間に行われているXリーグの試合に流れていると思った。



第一試合は、法政大学トマホークスと東北大学ホーネッツの試合。

タッチダウンは法政が7本、東北大学が2本。

ボールの支配(所有)時間が法政は17分16秒、東北が30分44秒。

この数字で、どれだけ法政が効率のいい攻撃を仕掛けたかがわかると思う。


第二試合は早稲田ビッグベアーズと小樽商科大学トマホークスの試合。

試合が始まって先生のタッチダウンは小樽商大が決めたものの、その後は早稲田のワンサイドゲーム。

エースの#10末吉(兄)選手も前半は出ていたが、後半は出番を控えていた。

QBはブロックの決勝と出番が逆で、#5芳賀選手は前半に出場、#12広野選手は後半に。



法政も早稲田もターゲットは12月5日の決勝に置いているので、主力もほとんど
出番を抑えてサブメンバーの出番が多かった試合だった。

来シーズンを見据えて次の層の育成を考えると、試合経験を積ませるには今日のようなゲームで
出させるのがいいのだろうと思う。

東北大学も小樽商大も果敢に責めていたが、やはり実力の差は歴然としていたし、
強豪校の胸をかりて試合ができるいい機会だったが、法政と早稲田にとっては消化試合的な感が
あったのはやむを得ないかもしれない。



次が本当の意味で東日本の代表決定戦。

法政か、それとも早稲田か。

ちまたでは、野球部の斉藤選手の勢いにあやかって大学駅伝も早稲田が優勝したので、アメフトも
早稲田が勝つのでは?という声もあるが、はたしてどうなるか?

明日から12月5日の勝負をかけた練習がまた始まる。




熱かった横浜スタジアムと、ずっと続く伝統。[アメフト的なBLOG]

投稿日時:2010/11/15(月) 23:25

『  明日は応援に来ていただけますか?
  大事な試合前はお世話になっているかたに
  感謝しようと思いメールさせてもらいました!
  ・・・(中略)・・・
  全力でがんばって勝ちます!          』

土曜の夜。

メッセージが届いた。

勝てばクラッシュの準決勝に進出、負ければ終わりの大勝負。

何がなんでも勝つ。って気持ちが込められていた。



横浜スタジアムに着いたのは第一試合も前半を終えそうな頃。

自分が思っていた以上に東京大学が検討していて、前半終了時で中央大学14-東京大学13の1点差。

後半に入って3Q残り2分で東大が逆転、17-20で3点差。

ここからさらにヒートアップして4Q開始早々に中大がTDで24-20と再度逆転。

中大にすれば、クラッシュ準決勝に行ける可能性があるだけにどうしても勝たないといけない試合。

たぶん、中大のワンサイドゲームを予想していた観客も少なくなかったのでは?と思う。

予想外のシーソーゲームにスタンドもtwitterも盛り上がる、盛り上がる。。。

ところが4Qの5分33秒、東大の#33が再度逆転のTD。 24-27。

あせる中央、守る東大。

そのまま東大が堅守して、中央大学を倒した。


これで中大が一歩後退。

クラッシュ準決への切符は早稲田と明治の勝者に譲られることになった。


スタンドから報道の控室に移って部屋の中からグランドを眺めた。

みんなどんな気持ちで試合を迎えるんだろ? 勝つことしかイメージトレーニングしてこなかったはずだし。

昨日メッセージくれた選手もアップに余念がない。

なんとか勝ってほしいけど勝負は水もの。


コイントスが終わって試合が開始。

さすがに早稲田のRB#10、末吉(兄)選手は強かった。

いくら明治の選手がしがみついても、それを振りほどいて前に突き進んでいく。

昨年の明治のRB#33、喜代吉選手にイメージが重なる動きだった。

前半が終わった時点で早稲田21-明治7。

明治はパスがインターセプトされたりして思うように点が獲れない。

後半に入り、明治もトリッキーなプレーで仕掛けていく。

だが3Qに末吉選手がTDを決めて28-7で4Qへ。

ここで引き下がらないのが明治の底力。

4Q7分29秒にTDを決めると、早いボール廻しで点を狙う。

残り2分で法政がTDを決め試合を決定づけたが、それでも明治はあきらめず残り20秒でTD。

最終スコアは早稲田38-明治22。

早稲田は#10のスターがチームを引っ張り、明治は全員のチーム力で臨んだ試合。

負けて号泣する選手も少なく、やりきった感が選手全員にあって潔かった。


試合が終わって、早稲田は優勝チームの記念撮影で盛り上がる。

明治は選手が控室に全員帰ったあと、主将の#22加藤選手が一人フィールドに残り、
昨年の4年生から労いの言葉をかけられていた。

4年間の思い出と、主将としての最後の重責が終わってホッとしたのか、目にはうっすら涙が。

グランドの片隅では、野崎総監督が彼の姿を待っていた。

最後の試合を終えて慰めの言葉でも? と思いきや、叱咤の言葉が。。。

これから社会人になり、もっと荒い波に揉まれていく選手に、あえて厳しい言葉をかけるのが
野崎氏の優しさなんだと感じた。

その後に4年生全員に野崎氏の訓示が。

場所は違えど、昨年と同じ光景。

ずっと続く伝統なんだろうな。


プレスの控室に戻って後片付けを終え、帰路につこうと関係者口に向かったら・・・

今年卒業した昨年の4年生たちが現役選手の出待ちをしていた。

Xリーグでプレーを続けている人もいれば、仕事でバリバリ働いている人も。

でも卒業して居場所が離れても、みんな一つのチームで結ばれている。


目には見えないチームの結束力で、また戻ってこれる場所があるのがとても羨ましい瞬間だった。



 』

全勝対決、第二章。[アメフト的なBLOG]

投稿日時:2010/11/14(日) 00:59

明日14日、全勝対決の試合が二つ行われる。

一つは関西での試合。

西京極球場で関西大学と立命館大学の対決。

もう一つは関東でのBブロックの試合。

横浜スタジアムで早稲田大学と明治大学の試合。
(正確に言うと、明治は一敗しているがクラッシュへの可能性が残っているという意味で)

関西の試合の勝者は、甲子園ボウルへの道がかなり近づいてくる。

早稲田と明治の勝者は、法政との戦いが待っているので、それに勝てば甲子園が近づく。

負ければ今シーズンの最終戦になるので、特に4年生は気合いが入っているはず。


昨年のAブロックの全勝対決は明治と法政だった。

アミノバイタルで行われた試合、最後まで息が抜けない試合だった。

結果は法政が勝ったのだが、試合が終わってスタンドの観客の姿も消えた頃に、

グランドの片隅で明治の4年生だけ集まって野崎監督が試合の労をたたえる言葉をかけておられたのを覚えてる。

明治は勝てるチャンスがあった内容だけに全員号泣していたが、チームの総力をあげて戦った結果なので

潔い負け方だったのではないか?と個人的に感じたのが記憶に残っている。


今年はどんな結果になるやら。

明日各チームの4年生の戦いっぷりが楽しみになってきた。

先週の法政と日大の試合もそうだったが、ベストなパフォーマンスができたならそれでいいと思う。

もちろん、その先に勝利があれば言うことはないが。


試合が終わって優勝チームとして全員での撮影をしてもらえるように、いい結果になりますように。。。



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