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体育会系男子のファッション ~秋編②~[アメフト的なBLOG]

投稿日時:2010/11/28(日) 00:44

クリスマスまで4週間、

大みそかまで33日ですよ。

夜がかなり寒くなってきましたよね。

年末を控えて風邪ひいてはいけないので、寝る時は首にタオル巻いて
寝てます(ちょっとジジイみたいかなたらーっ(汗))。


みなさんは、もうインフルエンザの予防注射したのかな?

自分はまだ注射してなくて早く行かないとあせあせ(飛び散る汗)って思うのですが、
なかなかタイミングが合わずで。

かかりつけのお医者さんが言うには、注射してから効果が出るまでに
一か月近くかかるらしくて、早くやってしまうほうがいいんですけどね。

まだ注射してない人は早めに行きましょ。


んで、タイトルの話ですが。


今、本屋で売ってるファッション雑誌があるんです。


「WWD」ってやつです。


水嶋ヒロさんがガリアーノのボクサーブリーフをはいてエロいポーズしているのが表紙になってるんで、立ち読みしてみてください。


うちのオフィスでは女子達があれを見て鼻血だしてますけどねウッシッシ


あの雑誌の中で、色んなコーディネートが出てくるんですが、
この冬の着こなしは他の雑誌も読んでみると、やっぱ重ね着とミリタリー
かなと。


ファッションなんて自分が着たいものを好きなように着るのが一番電球
なんですが、そこはオシャレな要素も少しは必要かも。


服を売る現場から離れると、お客さんが今、何を着たがっているのか?とか
わからなくなってしまっていますが、雑誌を読んで研究すると、
クリスマスで彼女とデートするのに何着ようかな?って
思ってたりする人には参考になるんでしょうね。


今年だけの流行に追われたくないけど、ちょっとはオシャレに見せたい
という人なら、さっき書いたミリタリーか重ね着をおさえておけば大丈夫だと思います。


ミリタリーなんで、カーゴパンツとか肩章が付いたアウターとか。


色はカーキ、茶系にネイビーを合わせるとか。


靴はゴツめのブーツでしょね。


そもそも、体育会の男子ってのは汗っかきや暑がりが多いので、
ちょっと暖房が効いてる所だと半袖のTシャツで充分なんですが、
その上に何を着るか?で印象が変わってくるんですよ。


ローゲージのニットとか着て、カーゴパンツはいてショートブーツでOK
ですが、ニットが寒いなら首にマフラー巻けばいいし、
それでも寒ければTシャツの上にニットではなくて体のラインがわかるような細身のブルゾンとかジャンパーとか。


真冬にレザー着ると寒いので、レザーを着るのは今の時期がいいと思うんです。


どんなに安くても、いくら中国製とか台湾製とかでも、本革を着るほうがいいですね。合皮ではなくて。


見ればすぐにわかりますから。。。


シャープなイメージをつくりたい人も多いでしょうが、そんな時は「黒」を
着るにかぎります。


夏は、黒を着ると汗が乾いて浮世絵みたいに粉吹いてしまうケースもよく見ましたけど、もう寒いんで大丈夫だし。


でも黒はホントにホコリが目立つ色なんで気をつけましょう。

せっかくのデートで黒を着ても、服がホコリだらけだと彼女も冷めてしまうだろうし。。。



まぁ、クリスマスのデートに何を着ようか?考えてる男子も多いと思いますが、ちょっとは参考にしてみてください。



ぜんぜん話は変わりますが、やっぱ黒人はカッコいいですね。










ではまた、近いうちに。



ふたつのTomahawks。[アメフト的なBLOG]

投稿日時:2010/11/21(日) 22:13

川崎球場でクラッシュボウルの準決勝を見た。

観客がもっと入るかと思っていたがスタンドは空席が目立つ状況。

おそらく横浜スタジアムで同じ時間に行われているXリーグの試合に流れていると思った。



第一試合は、法政大学トマホークスと東北大学ホーネッツの試合。

タッチダウンは法政が7本、東北大学が2本。

ボールの支配(所有)時間が法政は17分16秒、東北が30分44秒。

この数字で、どれだけ法政が効率のいい攻撃を仕掛けたかがわかると思う。


第二試合は早稲田ビッグベアーズと小樽商科大学トマホークスの試合。

試合が始まって先生のタッチダウンは小樽商大が決めたものの、その後は早稲田のワンサイドゲーム。

エースの#10末吉(兄)選手も前半は出ていたが、後半は出番を控えていた。

QBはブロックの決勝と出番が逆で、#5芳賀選手は前半に出場、#12広野選手は後半に。



法政も早稲田もターゲットは12月5日の決勝に置いているので、主力もほとんど
出番を抑えてサブメンバーの出番が多かった試合だった。

来シーズンを見据えて次の層の育成を考えると、試合経験を積ませるには今日のようなゲームで
出させるのがいいのだろうと思う。

東北大学も小樽商大も果敢に責めていたが、やはり実力の差は歴然としていたし、
強豪校の胸をかりて試合ができるいい機会だったが、法政と早稲田にとっては消化試合的な感が
あったのはやむを得ないかもしれない。



次が本当の意味で東日本の代表決定戦。

法政か、それとも早稲田か。

ちまたでは、野球部の斉藤選手の勢いにあやかって大学駅伝も早稲田が優勝したので、アメフトも
早稲田が勝つのでは?という声もあるが、はたしてどうなるか?

明日から12月5日の勝負をかけた練習がまた始まる。




熱かった横浜スタジアムと、ずっと続く伝統。[アメフト的なBLOG]

投稿日時:2010/11/15(月) 23:25

『  明日は応援に来ていただけますか?
  大事な試合前はお世話になっているかたに
  感謝しようと思いメールさせてもらいました!
  ・・・(中略)・・・
  全力でがんばって勝ちます!          』

土曜の夜。

メッセージが届いた。

勝てばクラッシュの準決勝に進出、負ければ終わりの大勝負。

何がなんでも勝つ。って気持ちが込められていた。



横浜スタジアムに着いたのは第一試合も前半を終えそうな頃。

自分が思っていた以上に東京大学が検討していて、前半終了時で中央大学14-東京大学13の1点差。

後半に入って3Q残り2分で東大が逆転、17-20で3点差。

ここからさらにヒートアップして4Q開始早々に中大がTDで24-20と再度逆転。

中大にすれば、クラッシュ準決勝に行ける可能性があるだけにどうしても勝たないといけない試合。

たぶん、中大のワンサイドゲームを予想していた観客も少なくなかったのでは?と思う。

予想外のシーソーゲームにスタンドもtwitterも盛り上がる、盛り上がる。。。

ところが4Qの5分33秒、東大の#33が再度逆転のTD。 24-27。

あせる中央、守る東大。

そのまま東大が堅守して、中央大学を倒した。


これで中大が一歩後退。

クラッシュ準決への切符は早稲田と明治の勝者に譲られることになった。


スタンドから報道の控室に移って部屋の中からグランドを眺めた。

みんなどんな気持ちで試合を迎えるんだろ? 勝つことしかイメージトレーニングしてこなかったはずだし。

昨日メッセージくれた選手もアップに余念がない。

なんとか勝ってほしいけど勝負は水もの。


コイントスが終わって試合が開始。

さすがに早稲田のRB#10、末吉(兄)選手は強かった。

いくら明治の選手がしがみついても、それを振りほどいて前に突き進んでいく。

昨年の明治のRB#33、喜代吉選手にイメージが重なる動きだった。

前半が終わった時点で早稲田21-明治7。

明治はパスがインターセプトされたりして思うように点が獲れない。

後半に入り、明治もトリッキーなプレーで仕掛けていく。

だが3Qに末吉選手がTDを決めて28-7で4Qへ。

ここで引き下がらないのが明治の底力。

4Q7分29秒にTDを決めると、早いボール廻しで点を狙う。

残り2分で法政がTDを決め試合を決定づけたが、それでも明治はあきらめず残り20秒でTD。

最終スコアは早稲田38-明治22。

早稲田は#10のスターがチームを引っ張り、明治は全員のチーム力で臨んだ試合。

負けて号泣する選手も少なく、やりきった感が選手全員にあって潔かった。


試合が終わって、早稲田は優勝チームの記念撮影で盛り上がる。

明治は選手が控室に全員帰ったあと、主将の#22加藤選手が一人フィールドに残り、
昨年の4年生から労いの言葉をかけられていた。

4年間の思い出と、主将としての最後の重責が終わってホッとしたのか、目にはうっすら涙が。

グランドの片隅では、野崎総監督が彼の姿を待っていた。

最後の試合を終えて慰めの言葉でも? と思いきや、叱咤の言葉が。。。

これから社会人になり、もっと荒い波に揉まれていく選手に、あえて厳しい言葉をかけるのが
野崎氏の優しさなんだと感じた。

その後に4年生全員に野崎氏の訓示が。

場所は違えど、昨年と同じ光景。

ずっと続く伝統なんだろうな。


プレスの控室に戻って後片付けを終え、帰路につこうと関係者口に向かったら・・・

今年卒業した昨年の4年生たちが現役選手の出待ちをしていた。

Xリーグでプレーを続けている人もいれば、仕事でバリバリ働いている人も。

でも卒業して居場所が離れても、みんな一つのチームで結ばれている。


目には見えないチームの結束力で、また戻ってこれる場所があるのがとても羨ましい瞬間だった。



 』

全勝対決、第二章。[アメフト的なBLOG]

投稿日時:2010/11/14(日) 00:59

明日14日、全勝対決の試合が二つ行われる。

一つは関西での試合。

西京極球場で関西大学と立命館大学の対決。

もう一つは関東でのBブロックの試合。

横浜スタジアムで早稲田大学と明治大学の試合。
(正確に言うと、明治は一敗しているがクラッシュへの可能性が残っているという意味で)

関西の試合の勝者は、甲子園ボウルへの道がかなり近づいてくる。

早稲田と明治の勝者は、法政との戦いが待っているので、それに勝てば甲子園が近づく。

負ければ今シーズンの最終戦になるので、特に4年生は気合いが入っているはず。


昨年のAブロックの全勝対決は明治と法政だった。

アミノバイタルで行われた試合、最後まで息が抜けない試合だった。

結果は法政が勝ったのだが、試合が終わってスタンドの観客の姿も消えた頃に、

グランドの片隅で明治の4年生だけ集まって野崎監督が試合の労をたたえる言葉をかけておられたのを覚えてる。

明治は勝てるチャンスがあった内容だけに全員号泣していたが、チームの総力をあげて戦った結果なので

潔い負け方だったのではないか?と個人的に感じたのが記憶に残っている。


今年はどんな結果になるやら。

明日各チームの4年生の戦いっぷりが楽しみになってきた。

先週の法政と日大の試合もそうだったが、ベストなパフォーマンスができたならそれでいいと思う。

もちろん、その先に勝利があれば言うことはないが。


試合が終わって優勝チームとして全員での撮影をしてもらえるように、いい結果になりますように。。。



勝って笑って、負けて泣いて at 横浜スタジアム。[アメフト的なBLOG]

投稿日時:2010/11/08(月) 01:36

「明日から練習がないって考えられないよな?絶対に今日勝つよな?」

「そりゃそうよ。勝つに決まってる。」

って会話が聞こえてきた。

見ればPhoenixの選手が前に座っている。

たぶん一年生だろう。体はデカイけど顔は高校生と同じぐらいあどけなさが残ってる。

1人がバッグから紙を取り出してハンドシグナルの練習を始めた。

「おまえ、こんなとこで練習するの?」

「だって、間違えると先輩に迷惑かかるじゃん。」

ちょっと感動した。チームが勝つために自分は何ができるか?一年生だけど役割が分かってる。

そうしているうちに電車が駅に着き、横浜スタジアムまで歩いた。

ちょうど東海大学と日体大の試合が始まって前半が終わるころ。

日体大は入れ替え戦に出る事が決まっているので、東海大が勝つかどうか?

勝てば専修大が入れ替え戦にまわり、負ければ東海大がその立場になる。

結果は10-7で日体大の勝利。

昼メシを食って戻ってきたら、慶應と国士舘の試合が始まっていた。

スタジアムに入ったところでPhoenixの4年生達が観戦していて、#85臼井選手と目が合ったので挨拶をした。

いい試合をしてほしいって心の中で思いつつ。

慶應と国士舘の試合は下馬評どおり慶應の勝利。

負けても勝っても、どちらのチームも最終戦。

お互いに納得がいく内容で終えられたのかどうか?が気になる。

3Qに入った頃から、Phoenixの選手たちがフィールドの隅でアップを始めた。

Tomahawksの選手たちの姿はまだ見えず。

慶應と国士舘の結果を見届けてから、プレスの控室へ行ってAブロックの決勝戦をどこから撮るか?
考えながらしばし休憩。

すでに両チームは試合前のアップで忙しく、フィールドに出てスタンドを見たら観客で埋まってきていた。

試合が動いたのは2Qも残り2分を切ったころの法政のTD。

それまでは一進一退の攻防をお互いに続けていたが、フィールドゴールも決まらなかったり中々点に
結びつかないなかで法政が先制点をGET。

ここから少しずつ法政と日大の差が開いてきて3Q終了時は13-0で、4Qの開始早々に法政が
追加のTDを決めたので、試合もこれまでかと思った。

チームエリアを見ると、Phoenixの4年のLBが泣いていた。

4年間ずっとプレーしてきた思い出が頭を駆けめぐっていたのか、今の試合で点が入らない悔しさなのか、
色んな気持ちがあったんだと思う。

そんな時、4Q開始して5分くらいに一年生の#23原田選手がTDを決め、19-6。

続いて残り2分で#13安藤選手から#81クラーク選手にパスが通り19-13。

あとTD一つで同点。

Tomahawksの選手も点を獲らせないよう必死でディフェンスにまわる。

最後は法政の攻撃で時計の針が進み、試合終了。

オレンジの軍団は歓喜の声で選手が跳ねまわっていた。

次の試合も勝利は見えているので、クラッシュボウルの決勝で早稲田・明治の勝者と当たることになる。

赤の軍団は今シーズンの日程がこれで終わり。

観客席に向かって深々と頭を下げ、フィールドを後にする選手たちを見ていると、
「勝ってほしかったな」という気持ちがよぎった。

負けることを考えて試合に臨む選手はいないし、誰もが勝つことを信じてプレーしているわけで。

それでも勝利は片方のチームにしかやって来ない。

スタンドの観客もまばらになり、法政の選手たちが優勝の記念撮影をしているのが終わるころに、
Phoenixの主務が一人で泣きながら後片付けをしていたのを見て、おもわずもらい泣きしてしまい・・・。

プレスの控室に戻ったら、撮影で疲れたことよりも試合の興奮でドッと疲れた。

「法政の記者会見が始まりますよ~」と本部の方が声をかけて下さったけど、法政の試合はまだ見れる。
なので法政の選手には勝利おめでとうございますってことと、日大の分もてっぺん目指してほしい。


気になったのは、朝来る途中で会話をしていた二人の一年生のこと。

チームに迷惑をかけないようにハンドシグナルの復習をやってたけど、残念だったなと。

プレスの控室を出てPhoenixの選手控え室の前を通ったら泣き声が廊下まで聞こえていた。

それを耳にしながら廊下で黙々と着替える下級生たち。

4年生はこれで終わりだけど、3年生はまだ同じチームで試合ができる。

法政に負けた悔しさがあれば、来年はもっと強くなってほしい。


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