アサヒ飲料RB佃、渡米の挫折越え「同門対決」

2010/10/21

「産経ニュース: アサヒ飲料RB佃、渡米の挫折越え「同門対決」 

10/22 : 社会人アメリカンフットボールリーグ(Xリーグ)西地区は24日、ともに4戦全勝のアサヒ飲料とパナソニック電工が長居陸上競技場(13時キックオフ)で対戦する。注目はアサヒ飲料のRB佃宗一郎(27)。158センチの小さな体ながら、これまでのリーグ4試合で奪った距離358ヤードはチームトップ。パナソニック電工のQB高田ら立命大の先輩との激突を前に「電工には先輩も多い。万全の体調で試合に臨みます」と「同門対決」に意気込を見せる。(村田雅裕)

 今季のアサヒ飲料はラン攻撃主体のチーム。昨シーズンも活躍した中西に加え、今季は立命大で3度、学生日本一を経験した佃が加入。ここまでの道のりは決して平坦(へいたん)ではなかった。立命大を卒業後、米プロフットボールNFLをめざし渡米も夢は果たせなかった。2007年に帰国してアサヒ飲料に入りしたが、すぐに左足アキレス腱(けん)を断裂。本格的に試合に出るのは今季が4年ぶり。「ようやく試合勘が戻った」と今後の戦いに手応えをつかんだ。

 しかし、NFLの挑戦はむだではなかった。アトランタ・ファルコンズの下部チームなどで2年間プレーしたことで、学ぶものは大きかった。RBは独走する派手なプレーが注目されるが、佃は「独走してはいけないんです」。ラインの選手のカバーを生かし、地道にヤードを稼ぐことでチーム力も上がる。それがRBの本来の役割だという。

 03年に立命大が初の日本一になったとき、佃は1年。当時の3年には高田がいて、パナ電工戦で先発起用が予想されるアサヒ飲料の椙田は高田の控え選手だった。お互い力は分かっている。大一番に期待が高まる。

・ 24日はアサヒ飲料vsパナソニック電工の試合に加えて、関東では富士通vsオービックの試合もあります。
 いよいよシーズンも後半戦ですね。各チーム気合いが入っていて観るほうとしても目が離せないです。


 

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