“イケメン”関大・高崎、意地見せた2TD…定期戦
2011/04/18
「 おおさか報知 : “イケメン”関大・高崎、意地見せた2TD…定期戦 」
4/18 : ◆アメフット 定期戦 関大13―35法大(17日・関大中央グラウンド)2月にU―19世界選抜に選ばれた関大のWR高崎慎(2年)が、第4Q(クオーター)に2TD。甲子園ボウルで5度の優勝を誇る法大に13―35で敗れたが、秋の関西学生リーグ3連覇に向けて、新エースが存在感を見せつけた。また、関西学生スポーツが花盛りの今回は、サッカー日本代表のDF内田篤人(シャルケ04)にそっくりの高崎ら「有名人似のイケメン選手」を特集する。
関大のビハインドは21点。やられっぱなしで終わるわけにはいかなかった。第4Q2分49秒、ゴールまで36ヤード。WR高崎は、ジャンプしてQB井上大海(4年)のパスを受けると、約20ヤード先のエンドゾーンまで走った。その後には5ヤードのTDパスをつかんだ。「1本目(のTD)は練習通りにキャッチできた」。完敗に終わった主力にとっての今季初戦で世界を知る男が2TDと輝いた。
2月2日、U―19世界選抜の一員として、同米国選抜との親善試合に臨んだ。会場の米テキサス州は前日から約30度も気温が下がり、マイナス8度。「あまりに寒すぎて、横でストーブにあたっている間に声が掛かったみたいなんですが…。英語も分からなかったし…」。出場機会を逃す形になったが、収穫はあった。試合まで9日間、選抜チームの練習に参加。体格を大きくする必要性だけでなく「みんな『俺が出る』と練習からアピールしていた」と、貪欲な姿勢を肌で感じた。
かつてG大阪ユースに所属した兄・翔平さん(立命大4年)から、最初に「内田篤人に似ている」と指摘された。「その頃はまだ知らなかったけど、日本代表になったりして僕も似てると思いました」。高崎自身も小学3年までサッカークラブでFWだった。02年日韓W杯では2試合を観戦。「(内田が)活躍すると、やっぱりうれしい。この前は(欧州CLで)インテルに勝ちましたよね」。競技は違うが、世界で戦うサイドバックは憧れの存在。秋に2年ぶりの甲子園ボウルに出場するために、高崎も走りまくる。
◆高崎慎(たかさき・しん)1991年12月19日、大阪・大阪狭山市生まれ。19歳。狭山南第二小では競泳とサッカーを経験。桃山学院高からアメフットを始め、QBとRBでプレー。昨年の関大入学後、WRに転向し、1年秋のリーグ戦は立命大戦で初スターター。182センチ、82キロ。
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