AMERICAN FOOTBALL VIEW

「　産経ニュース　：　立命大、ＱＢ谷口が大活躍 　」

12/14 :  ミスが出て同点に追いつかれてのハーフタイム。立命大の主将、佐藤の「自分のプレーをきちんとすることを確認しよう」
との言葉に、ＱＢ谷口は勇気づけられた。

　「リーグ戦で負けた悔しさを思い出し、相手より気持ちを強く持とう」

　第３クオーター開始約３分、関大がファンブルを犯し、立命大が攻撃権を得た。谷口はこの好機を逃さなかった。
自らのランとパスで、エンドゾーンまで４ヤードに迫り、最後は１７６センチ、９２キロの巨体で突っ込んでＴＤ。谷口は
「怖がらずにまっすぐ走ることが、相手の嫌がること。今日のベストプレー」と振り返った。

　これに守備陣も奮起した。直後の関大の攻撃を８ヤード前進で切り、すぐに攻撃に移った。このリズムが谷口の４２ヤードの
ロングパス、そして飛び込んでの同クオーター２つ目のＴＤを呼び込んだ。「ディフェンス陣の思いもあってのＴＤ。あれで試合の
主導権を握りました」と佐藤は話す。

　米倉ヘッドコーチは「甲子園ボウルまで休みはありません。時間はないですが、目標は日本一です」。代表決定戦２試合の
激闘を制し、闘志はますます燃えさかる。