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14日全勝対決 関大連覇へ「ラン攻撃警戒」/立命「目標は日本一」で一丸

2010/11/10

「産経関西 : 14日全勝対決 関大連覇へ「ラン攻撃警戒」/立命「目標は日本一」で一丸 

11/10 : 

立命大戦に向けて練習に熱が入る関大のRB藤森裕人 関西学生アメリカンフットボールリーグは14日、5戦全勝同士の関大と立命大が西京極陸上競技場(14時キックオフ)で激突する。

 連覇を目指す関大は、28日の最終戦に関学大戦を残しているだけに、絶対に落とせない一戦。板井征人ヘッドコーチは「今季の立命大は例年以上に強い」と話す。

 立命大は毎シーズン、身体能力が高い選手が多いが、「その分、個人技に頼り、まとまりにかけた部分があった」と板井コーチ。そこが弱点だったが、今季はそれがない。「一人ひとりのプレーに謙虚さがある。体格で勝っている上、チームにまとまりもある」と警戒を強める。

 関大のゲームプランとしては、ロースコアに持ち込み、立命大の焦りを誘いたい。マークする相手選手はRBの高野橋慶大という。守備陣をまとめる飾磨佳和は「立命のラン攻撃は一発では止められない。序盤から全員でラン攻撃を止める。それができないと厳しい試合になる」と話す。

 一方の立命大。先月30日には関学大を撃破。佐藤修平主将は「ひとつの目標を達したが、目標は日本一と全員が分かっていると思う」とチームの引き締めに怠りはない。

 27日の最終戦は同大と戦う。今季はここまで1勝4敗と低迷している相手だけに、勝利は濃厚で2年ぶりの覇権奪回が実現する。それだけに関大戦にかける思いは強い。

(村田雅裕)

【写真説明】立命大戦に向けて練習に熱が入る関大のRB藤森裕人。連覇のために負けられない一戦だ(白鳥恵撮影)

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