最南端・琉球大「重い1勝」 リーグ戦初参加
2010/10/25
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10/25 : 学生アメリカンフットボールの最南端チームがこの秋、初めてリーグ戦に参加した。九州学生連盟に新加盟した琉球大。最初のシーズンは2部Aブロックで1勝1敗1分けで、4チーム中2位だった。
10/25 : 学生アメリカンフットボールの最南端チームがこの秋、初めてリーグ戦に参加した。九州学生連盟に新加盟した琉球大。最初のシーズンは2部Aブロックで1勝1敗1分けで、4チーム中2位だった。
1敗1分けで迎えた11日の九工大戦。ともに無得点の第4クオーター、琉球大はQB篠宮(3年)がTE樫本(2年)へのパスを通し、樫本が左サイドライン際を駆けてタッチダウン(TD)。守備が踏ん張り、6―0で初勝利を果たした。RB志喜屋(4年)は「TDの瞬間、もう涙が出た。重い1勝です」。
1987年創部。沖縄県内に日本人チームは他にない。遠征費がネックになり、県内で米軍基地内の高校や米兵チームと年に数試合を重ねてきたが、イラク戦争の影響などで試合数が激減。そこで2年前に就任した服部敦監督が、リーグ加盟へ動いた。
リーグ参戦で、今春は新入生勧誘にも力が入った。各学部のオリエンテーションへ乗りこみ、アピール。例年より多い11人が入り、部員は32人に。3月には関西学生2部の追手門学院大が沖縄を訪れ、合同練習をしてくれた。高レベルの技術、戦術を学べた。
試合会場は主に福岡。週3回の練習以外は、遠征費を稼ぐためのアルバイトに励んだ。それでも中にはお金が足りずに遠征に参加できなかった選手も。服部監督は「ウチの1勝は、他校の2勝も3勝もの価値がある。厳しい面もあるけど、意味のある挑戦ですから」。11月3日、Bブロック2位との順位決定戦が今季最終戦になる。
・ 試合で飛行機に乗るのはこのチームだけでしょうね。それにしても、追手門大も沖縄へ行って試合とはお金があるなぁ。
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