女「サムライ」、米で奮闘中=来季も全力プレー誓う小倉

2010/10/08

時事ドットコム: 女「サムライ」、米で奮闘中=来季も全力プレー誓う小倉

10/08: アメリカンフットボールの本場で、プロとして活躍する日本女性がいる。米女子独立リーグに所属するサクラメントの今季準優勝に貢献した小倉典子(27)。

 このほど3年目のシーズンが閉幕。「いい1年だった。全試合出場の目標が達成できたから」。今季はRBから守備ラインに転向、地区1位に貢献した。プレーオフ決勝では敗れたが、脳振盪(しんとう)を起こしながらも奮闘。周囲から「おまえはサムライだ」とたたえられた。

 中学3年の時にテレビで見た米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)に感化されたが、女子がプレーする場は皆無。島根大で「女の子扱いはしない」との条件でアメフット部に入部。右ひざの故障もあって卒業後は教職に就いたが、リハビリに精を出し、3年前にサクラメントの入団テストに合格した。

 渡米直後は大学時代の男子部員より大きな選手がごろごろしていることに戸惑った。1食で米を3合食べ、今は当初より15キロ増の80キロを維持。また、「小さくてもスピードや、日本人特有の細やかさを動き方に生かそう」と研究している。オフには社会人男子のアサヒ飲料で、戦術を解析する「分析担当」を務めるまでに至った。

 現在は他チームからもオファーが届く。去就は未定だが、「次は全米女王を目指したい。夢はあきらめなかったらかなうから」。来季も米国で全力を尽くす構えだ。 

・80キロ!! スゴイっすね。女子独立リーグっていうのがあるんですね。もっと有名になってほしいです。

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