徹底した地域貢献を=相模原ライズが地道に活動

2010/09/24

時事ドットコム: 徹底した地域貢献を=相模原ライズが地道に活動

 9/24: アメリカンフットボールで地域密着-という新たな挑戦が2年目に入った。日本社会人Xリーグ2部の相模原ライズ(旧オンワード)は昨年、スポンサー撤退による活動停止を乗り越え、クラブチームとして再出発。地元の相模原市に少しずつ根付いてきた。


 同市にキャンパスを持つ青学大と8月にスポーツ協力で合意した。グラウンド使用、学生への技術・戦術指導が主な内容。青学大も関東学生リーグ2部からの昇格が目標で、ライズの代表兼RB石井光暢は「ともに1部へ上がれば最高」と話す。


 地元ではアメフットの簡易版、フラッグフットボールの子供向け教室を開催。NPO法人と協力して商店街の清掃活動にも取り組む。石井は「そこから(ファンの)すそ野が広がってくれれば」と期待する。将来的には外国人コーチによる英会話教室や学童保育への協力も視野に入れるなど、地域への貢献を徹底して追求している。
 現在、ファンクラブが中心の会員は約1000人で年会費は数千円から。大口のスポンサーに頼らず年間4000万~5000万円の活動費確保は楽ではない。

 1部に所属していた旧チームメンバーの8割が残ったことで、3部では大勝を重ね、2部に昇格した今季も他を圧倒しそうだ。一方で強い相手との試合経験を積めないもどかしさがあり、8月にはXリーグ1部のオービック・シーガルズに練習試合で0-35と大敗した。来季1部復帰となれば活動費は跳ね上がる。先行きに不安を抱えながらも、地道に歩もうとしている。 

・今のライズの実力ですと、今季に一部昇格は確実でしょうね。サポーターの皆さんの気合いには頭が下がります。

 

コメント

名前:
Eメールアドレス:
コメント:
ファイル

画像の英字5文字を入力して下さい。:
パスワード: