立命大、ミス見逃さず京大振り切る
2010/09/04
辛勝だった。立命大は1点リードの第3クオーター終盤、QB谷口のパスがインターセプトされる。そのまま第4クオーターに入っても京大が攻撃を続け、立命大陣営に攻め入る。しかし、TDまで、残り30ヤードで2回連続でパスをファンブル。
このミスを立命大は見逃さなかった。RB東松が46ヤードを走って残り1ヤードまで迫り、最後はRB高野橋が飛び込みTD。なんとか京大を振り切った。「最後はみんなの気持ちを背負ってプレーした」と高野橋。
一方、昨季6位に沈んだ京大だが、終始試合のペースを握った。2年生RB、身長163センチの田原は、巨漢をそろえた立命大ラインのすきをついてTDを決めた。「2年生を完全の状態にするには時間がなかったが、田原はよかった」と京大の水野監督は今後に手応えを感じたようだ。
昨季の3位から巻き返しを期する立命大の米倉ヘッドコーチは「今日は勝ったという結果だけ。初戦にこれだけやられて、選手たちは、『もっと成長しないと優勝できない』と分かったと思う」と表情を引き締めた。
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