W杯代表候補合宿 生き残りへ猛タックル

2011/02/13

「 京都新聞 : W杯代表候補合宿 生き残りへ猛タックル  

2/13  :  アメリカンフットボール日本代表候補の第2次合宿が12日、立命大グリーンフィールドで行われた。
第4回ワールドカップ(W杯)アジア予選となる韓国戦を2週間後に控え、各選手は代表入りを目指して懸命にアピールしていた。

 選手60人が参加し、午前と午後の2部練習を行った。時折みぞれが降る寒さの中、選手はぶつかり合いを繰り返し、
不用意なミスには厳しい言葉が飛び交うなど緊張感の漂う練習となった。候補の中には立命大OBも多く、母校での練習を
盛り上げていた。

 締めくくりは試合時間残り2分の場面を想定し、攻守のフォーメーションを確かめた。QBの高田(パナソニック電工)と
東野(アサヒビール)が守備陣にインターセプトを喫する中、1月のライスボウルMVPの菅原(オービック)はTDパスを
決めるなど存在感を示していた。

 2次合宿は13日まで立命大で行われ、候補60人が45人に絞り込まれる。DL山中(パナソニック電工)は「チーム内で
コミュニケーションを図りつつ、競争もできている」と充実ぶりを話し、森監督は「プレーのタイミングは合ってきた。引き続き
精度を上げていきたい」と力を込めた。

 第4回W杯は今年7月にオーストリアで8カ国が参加して開かれ、日本はアジア予選の韓国戦(26日、川崎球場)に勝てば
出場権を得られる。日本は1、2回大会を連覇したが、日本初開催だった2007年の3回大会は、初出場の米国に決勝で
敗れて準優勝に終わった。

 前回大会に出場したDL紀平(オービック)は「米国を倒してこその世界一。まずは韓国を圧倒したい」と強い意気込みで語った。 

コメント

名前:
Eメールアドレス:
コメント:
ファイル

画像の英字5文字を入力して下さい。:
パスワード: