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屈辱バネ、関西学院6年ぶり制覇なるか あす高校クリスマスボウルvs早大学院

2010/12/22

「 産経ニュース : 屈辱バネ、関西学院6年ぶり制覇なるか あす高校クリスマスボウルvs早大学院  」

12/22  :   アメリカンフットボールの全国高校選手権決勝、クリスマスボウル(23日、神戸市・王子スタジアム)で、
最多の優勝を誇る西日本代表の関西学院が6年ぶりの高校日本一をかけ、東日本代表の早大学院と激突する。屈辱の
敗戦を機に磨き上げたフィットネスを武器に復活優勝を果たせるか。(藤原翔)

 「あの試合がこのチームの原点」と中尾昌治監督(45)が振り返るのは、2年前の選手権準々決勝、立命館宇治戦。
第4クオーター途中まで10-7とリードしながら、足をけいれんさせ、倒れる選手が続出し、逆転負け。フィジカル面の弱さを
痛感させられた。

 以来、練習前に約1時間、冬場には激しい練習後にもグラウンドをひたすら走り込んだ。体の大きなラインの選手も
走り込みは免除されず、苦痛に顔をゆがめながら選手は走り続け、中尾監督が「フィジカルで全国と渡り合える力をつけられた」と
誇るチームを作り上げた。

 さらに、毎日行っていたグラウンドでのボールを使った練習を週2、3日に減らし、ウエートトレーニングなどに費やした。
今年からは、効率的にサイズアップを図るため、栄養士にアドバイスを求め、体重が5~10キロ増えた選手も多いという。

  しかし、昨年の選手権では初戦でまたも立命館宇治に敗北。地道な強化がようやく実を結んだのが今大会だった。
準々決勝では、“走れるライン”を武器に因縁の立命館宇治に28-21で逆転勝ちすると、準決勝でも関大一を34-7と圧倒。
念願の西日本代表を勝ち取った。QB前田龍二は「最終クオーターでも選手全員がしっかり足を使った攻撃ができている。
確実に練習の成果は出ている」と胸を張る。

 決勝の相手の早大学院はここ4年間で3度、東日本を制している強豪だ。それでも主将の梶原隆平は「スタミナ面で差を
つけたい」と築き上げてきた自信をのぞかせている。


 


 

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